Vol.1 9/25 "MOONBEAMS" @ UNIT
というワケでKF師からご紹介に預かりましたPERM と申します。
YOSHIHIRO FUJIIという名義で作詞もしております。
YOSH!!という名でDJもしております。
その他以前こちらでもお世話になったSIMPLIFEというブランドにも携わっておりました。
まあまとめるとKF師の手となり足となり日々精進している立場でございます。
彼と私のそもそもの馴れ初めはもう結構な昔になります。
「空気の色」の12インチがCISCOでパワープッシュされてた時期だと思います。
この度「最近買ったそのデジカメの性能をホームページで 披露しろ。」とのお達しが出ましたので、これから機会の許す限りこの便利な小道具と一緒に彼の主にパーティーでのそのご様子などを皆様方にご覧になっていただけたらと思います。
自分だからこそ入手可能な情報等もいつか披露できたらと思います。
9/25 "MOONBEAMS" @ UNIT KF師はもうかなりの回数のDJを全国各地で行ってきておりますが、あくまでもゲストという形がほとんどだったんで「自分の音でパーティーを形成する。」 機会はほとんどなかったと思います。
以前からレギュラーで自分のパーティーをスタートできればと話し合ってきましたが、今年になってようやく新箱 UNITの協力のもと、開催に至ったのはとても感慨深いものがあります。
ゲストでのDJはだいたい決まった金額をギャラという形でいただき、決められた 時間内でプレイ、集客等に気を止める必要もありません。
しかしレギュラーのパーティーだとフライヤー制作から集客まで全てに関わる必要があります。これ だけ日々パーティーが乱立している状況に新参者として参入していくにはそれなりの気概が必要です。
そしてお客さんにも他のパーティーではなくこれに、と感じてもらえるような内容でないと継続は困難になってきます。
KFの着眼点は明快で、彼はこれはKFのパーティーではなく、MUSIC CONCEPTIONのパーティーであると位置づけました。
もちろんレーベルオーナーである彼の知名度をまず着火剤として使用はするけども、同様に彼の息子達であるレーベルアーチストの世界観も含めたパーティーであると。
自分の信頼のおけるアーチストと一緒になってパーティーを作り上げることで、彼自 身やそれを取り巻く環境 aka なんとなくいつも付随しているブランドイメージをフレッシュに打破していこうと。
まあ要するに本気&リアルなK.F.を体感したいなら、このパーティーに来いと! この点を踏まえて振り返ると、この日のパーティーのその濃密な音曼荼羅はとてつもなかったです。
彼の6時間のも及ぶロングプレイだけでもそのあたりは体感できましたが、やはりこの日のハイライトはNO MILKとSLOW DIDIのWライブでした。
多分K.F.のレーベルのアーチストのライブというだけで、ある程度のイメージが作れてしまうと思います。
ただこの二人の道楽っぷりはもう想像以上でびっくりでした。いわゆるシーケンス主体のアーチストのライブという部分にある固定概念は、簡単に覆ってしまいました。少なくとも彼らはその薄っぺらなコンピューターをまさに楽器として打ち鳴らしていました。
まずあんなRAWでPHYSICALな音がなってしまうという圧倒的 な事実。
そして小指の先ほどしかない小さなツマミをひねるというこじんまりとして、おおよそビジュアル的にINな行為さえもがアグレッシブなギターソロをも超えた迫力で伝わってくるものなのかと。
、、、正直ちょっと言い過ぎなきらいもありますが、でも出ていたグルーヴはもうまさにそんな錯覚を起こしてしまうほど素晴らしかったです。
その後のK.F.のDJもサイケデリックトランス臭漂う世界観までをも垣間見せる迫力で、もうビックリでした。
彼のDJは多分彼の次くらいに数多く聞いていますが、この日ほど幅ひろ〜いトコまで駆け抜けたのは初めてだったのではないでしょうか。
究極のPOPってヤツをみましたよ。
ただ少し残念だったのはフロアの照明が明るくてイマイチハマれなかったトコでしょうか。
まあこの日はステージでライブもあったんで多少は仕方がないとは 思いますが。それとこちらが用意しているシステムの実力ほどの音がまだ作りきれていないかなと。
MIXERはUREI、アイソレイターは札幌プレシャス ホール別 注のDOPE REAL (!)、スタビライザーも用意するほどの徹底ぶりです。このあたりはサウンドチェックの段階でもっと時間をかけてつくっていけたらと思います。
あんなモ ンじゃないです、あのシステムの実力は!
こんなカンジで初回ということもあり長々と書き連ねました。これからも不定期に更新していきますのでよろしくお願いします。
04/10/10 Yosh!hiro "Perm" Fujii
P.S. 10/16のbeyondに自分も同行します。初札幌で相当舞い上がっています。ステージ上に出現するかもしれません。カメラを構えたら微笑みかけてく ださいね!
 
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