Vol.3 "BEYOND” @ SAPPORO KIRIN BEER HALL @10/16 前編
、、、、そして、、、遂にその日が、、、、やってきました、、、。 そうです。あの聖地札幌に、は、は、はじめて上陸する日が、つ、遂にやってきました〜〜〜〜!!!!
思い起こせばダンスミュージックにどっぷり浸かり覚悟を決めたあの日から札幌、しいてはPRECIOUS HALLに思い焦がれて、何年の月日が流れたのでしょうか。
周りの友人、先輩、遂にはあのFARRにまで「札幌ヤバいよ〜。」と某出川のごとく耳元で囁かれ続け、その悪夢にうなされてきたのは、、。でももうそんな苦難の日々ともお別 れです、もう誰にも何も言わせません。もう何年も前に初めて童貞を捨て去ったあの輝かしい、そうまさにshining of lifeな朝を迎えた気分で胸がいっぱいです。
前置きが長くなりましたが、以前からFARRと親交のあるPRECIOUS HALLオーナーであるサトルさん&MC刑事長、本田師の尽力により、K.F.名義での一発目のライブがな、なんとあのBEYONDで行われることになりました。そのハナシを数ヶ月前に聞いた自分は早速インターネットで格安チケットをゲット!そのお金を作るため泣く泣くレコードを売り払いました。
さよ ならアーサー、さよならアビリティー2、そしてありがとうサンデーアフタヌーン。君たちのおかげで僕は札幌へと旅立つことができます。
君たちの汗と涙の結晶がまさか数日後にススキノの夜へと消えて行くとは思わなかったよ、、。COME FLY WITH MEEEEE!!!!!
そんなワケでライブ前日のリハに出向いて行きました。当日のライブは計4曲で賞味40〜50分の演奏になります。曲目は書いていいのかわからないので書きません。原曲は基本的には打ち込みメインですがK.F.でのライブは全て生演奏でやる!とのこと。どんなアレンジになるのかがとても楽しみでした。リ ハ会場のスタジオに入るといつもの面々が!もうみんな家族みたいなものです。
しかし約一名ニューフェイスがいました。平均年齢30余歳、酸いも甘いも味わって今や余生の楽しみを考えるのが常となった我々のミステリーサークルに、勇敢にも足を踏み入れたその彼こそ柴田トシタカ。若干20歳。もう肌のツヤ が違います。元々彼はMCのアーチストであるSLOW DIDI aka VIRGIN ROADのライブに参加してたのが出会いの始まりでした。もともとFARR BANDのキーボーディストである中島さんが結婚間近(!)という事と、今回はいつもとは違ったノリでということで白羽の矢が彼にたてられたというワケです。
まあそんなカンジでリハはスタート。今回はなんと自分はSHINING OF LIFE(あ、言っちゃった、、)のコーラス隊としてライブに参加することになってるんで、いつもよりもより緊張感を持っての参加になりました。そしてこの時初めて全曲のライブバージョンを聞いたのですが、これがマ・ジ・で・かっこいい!!もう激かっこいい!ちょっとこいつはアルバムを聞いた後で聞い た方がいいかもしれないです。感動しますよ!
そして今回の目玉はやはりFARR自らのギタープレイでしょう。ご存知の方も多いと思いますが、彼は学生時代に組んでいたバンドでギターを担当していました。ちなみにそのバンドのヴォーカルの方が自分の大学の先輩だったらしく、その話題で盛り上がったのが FARRと仲良くなったきっかけの一つでもありました。まあそんなこんなでそれから何年か経ち、今彼は自分の原点の武器で2000人の前で演奏するまでになりました。自分の先輩もビックリしていることでしょう。
そんなこんなで時間は経ち、あっという間にリハは終了。翌日の健闘を近い皆帰宅しました。 そしていよいよ当日。格安の弊害か、朝6:40に羽田発というあまりにもツッコミどころ満載な便に乗り皆より一足はやく札幌に到着。寒い!なんだこれは! という文句も誰も聞いてはくれません。10:00前にホテルに到着。本来なら15:00のチェックインなのですが、自分は仮病を使いまんまとそのままチェックイン。しばしの休憩の後前日FARRに受けた命令を果 たすべくそのまま地下鉄に乗り、郊外の回転寿し屋に足を運びました。お目当ての逸品はすで に売り切れ。もうなんでもいいやと代わりに買った品が思いのほか皆に好評だったので一安心。いつのまにやら会場に到着。みんなにお土産を振る舞い、そのままサウンドチェック。
みないい顔してます。なぜならやはりそこが特別 な場所だからでしょうか。スタッフの方々も自分の仕事を誇りと共に従事していて、 常に心地よい緊張感が漂っています。会場はキリンビール園の2階でした。1階では普通 に老若男女がジンギスカンとビールに舌鼓を打っているその上で HARD COREなパーティーの準備が着々と進められている。この現実に札幌の懐の広さを感じました。
リハも問題なく終わり軽い食事&しばしの休憩の後、夜9:00に向かった先は今回のライブに参加してくれるコーラス隊 "STRANGE FRUIT"のクルーとご対面&合同リハ。みなすごくチームワークがよく、曲も完璧に覚えていてくれました。予定よりもはやく終了したその後にみんなで ジンギスカンを食しに行きました。あまりにも殺風景なそのお店でみんな大盛り上がり。もう打ち上げのようです。どこかしこから飛び交うマシンガントーク に皆にテンションも最高潮。ふと気づくともう23:30でした。会場入りまでもう時間がなくなった我々はジンギスカン臭をまき散らしながら会場へと向かいました。(後編へ続く)
04/10/16 Yosh!hiro "Perm" Fujii
 
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