Vol.14 12/25 MOONBEAMS -K.F. RELEASE TOUR SPECIAL LIVE- @UNIT 後編
3:30 圧倒的なポジティヴパワー炸裂で無事ライブ終了。
楽屋にはメンバー、スタッフ、その辺に何となく居合わせた方々もみな一緒に盛大に乾杯!それぞれがそれぞれを讃え合い労をねぎらいました。
しばらくの休息の後横のSALOONへ。するとそこは別 空間のハードコアパーティーが行われてました。
黒い壁にシャンデリアというゴスな雰囲気の中、皆お祭り騒ぎとは無縁にそれぞれのINNER ZONEに旅している様です。
ついちょっとと思い足を踏み入れたが最後、執拗に攻め入ってくる音達に身を任せ抜けられない快感に犯されてしまいました。
こんな全く別のベクトルのパーティーが同じ空間で楽しめたというのも、この日がどれだけ至福のパーティーだったかというコトでしょう。
ヤバいヤバいなんてハマってたらいつの間にやらSALOONはクローズの様子。ヒロキ&ニシダくんサイコーだったよ〜!

5:15 後ろ髪を引かれる思いでメインフロアに足を運ぶと目の前に広がるのは全く別 世界のポジティヴフロアでした。
DJはK.F.に代わった様です。 SALOONの暗黒地獄に慣れてしまった自分達は我に返り、これはどういうことなのかと一瞬パニクってしまうほどの圧倒的なエネルギーがフロア中に充満しておりました。
まだまだお客さんもたくさん残っています。
皆パーティーはこれから!と疲れた様子など微塵もありません。
新曲SUNSHOWERがプレイされた時のフロアの盛り上がりはもう大変なコトになっていました。
でもそろそろいい時間だしなんて時間を気にしだしたその瞬間、自分の目を疑う現象が目の前でくりひろげられたのです!
な、な、なんとその場にいたお客さん同士がそれぞれ手をつなぎだし、それが輪となりどんどん膨らみフロア全体を覆い尽くしたかと思うと、皆そのままグルグルと回り始めたではありませんか!!
もちろん知らない同士のお客さん達もそれぞれ手と手を取り合って楽しそうにグルグルしています。
高校生のダンスパーティーかと見間違えるようなその光景に何度も目をこすり、自分はおかしくなってしまったのかと錯覚してしまうほどでした。
しかもその輪の中にはTOSH & TOPPO、坂口さん、塩谷さんやオリヴィエといったバンドのメンバーも、もう二度と戻ることはない昔日の日を思い出してるかのように、満面 の笑顔で混じっておりました。
そばにいたMOODMANの所に駆け寄り「これってありえるんですか!?」と訪ねたところ、彼も「こんなのは見たことがない、、」と半ば呆然とその光景に見入るばかりでした。
自分も10年以上も様々なパーティーに参加していますがあんな光景は見たことがありませんでした。
あんなに腰砕けになったのも始めてでした。この日1日の締めくくりにまさに何かが降臨した瞬間でした。
しばらくその状態は続き、しばらくした瞬間又皆それぞれ離れいつもの光景に戻りました。最後の奇跡を垣間みてしばらくした後、パーティーは盛大な拍手と共に幕を閉じました。
以上がこの日UNITで起こった全ての出来事の描写 です。

あのパーティーが終わりしばらく経ちますが、それでも今振り返ると未だに何が起こったのか、何 がそうさせたのかの説明ができません。
ただひとつ言えることは皆心からパーティーを楽しんでいました。
有名アーチストのリリースパーティーというコトで 変に肩に力を入れることなく、ある時は何かに身を任せ、またある時は自分自身の意思でそこにみんながいました。
今回は核となるCALMとは別名儀の活動 だったため、制作側にももしかしたらお客さんにも様々なストレスもあったかも知れません。
そんな過酷な環境に自らをあえて置き、果敢にチャレンジした K.F.とお客さんへの何かからのプレゼントだったかもしれません。
あの日最後までフロアにいて僕たちと朝を迎えたあなた方はサイコーです!
これから何があってもあなたはあなた自信を信じてOKです。
それだけのトコロに到達できたという誇りを胸にしてください。
僕が保証します!
そして最後まではいれなかったけどあのパーティーに来てくれた全ての方々にK.F.初めスタッフ一同心から感謝します。
またみんなで遊びましょう!
2005/01/03 YOSH!HIRO PERM FUJII
 
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