Vol.25 5/29 HOUSE OF LIQUID @ EBISU RIQUID ROOM
もはや全く珍しい存在ではなくなったSUNDAY AFTERNOON PARTYに新たにフレッシュな価値観を注入しているパーティー、HOUSE OF RIQUID。 この都内でも有数のパーティーに我らがK.F. FULL BANDが参戦してきたのでそのレポートを。他にもMOODMAN、KARAFUTOにDJ HIKARUというなんとも贅沢な面子でした。
13:00過ぎに会場に行くとステージではすでにK.F.御一行がリハの真っ最中。この日のセットは新曲 K2-C5にSHINING OF LIFE、SIMPLE CHORDS、そしてCOME FLY WITH MEという4曲。これだけで1時間以上のプレイです。これはただ既存の曲をライブで再現するというよりもプレイヤーそれぞれの演奏をメインに据え、彼ら同士のせめぎ合いの彼方に広がる桃源郷を目指そうではないかという壮大な計画ではなかったのかと思われます。リハ終了後に楽屋に行くと皆日曜の午後とい う全く不慣れな時間帯に顔を突き合わせている気恥ずかしさからか、少し浮き足立っているご様子でした。そんな彼らも誰からともなく発せられた昼食の大号 令により落ち着きを取り戻し、皆足どりも軽く出かけていきました。ここでの話題の中心はなんと言ってもNEW PONTA BOXの一員として現在全国の書店でその麗しいお顔を披露なさっているキーボード担当の柴田様の最近の御動向についてでした。
ほどなくしてパーティーが スタート。サウンドチェックの段階から気になって仕方のなかったKARAFUTOのプレイは日曜の午後のノンビリした空気を全否定&全破壊するような暗 黒さでした。フロアも真っ暗。自分の掛けていたサングラスのせいかと思いましたが外してもあまり変わらないほどでした。この非現実感こそがまさにパー ティーの醍醐味です。素晴らしかったです。
そしていよいよ19:30にライブがスタート。全4曲を一気に走り抜け気づけばあっという間にプレイは終って いました。今回のライブはいつもより若干時間が短かったせいもありますが、それにしてもその時間の過ぎるのが早いことといったらありませんでした。全く飽きさせることなくステージ上で躍動と静寂を表現していた様は今後に更なる期待をさせるものでした。
その後はMOODMANのバラエティーにとんだ選曲 に最後はHIKARU君や遊びにきていたQUIETSTORMもプレイし、大充実のパーティーとなりました。
2005/06/05 ypf
本サイトの内容を、権利者に無断で 複製・改変および放送・有線送信等に利用することは固く禁止致します。
Copyright (c) 2005 Music Conception. All rights reserved.