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2004.5.1

ゴールデンウィークの真っ只中に書いてます。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか？
さてBOXセット、完売しました。どうもありがとうございました。中の紙が出しにくいというトラブルもありましたが、無事完売出来て満足してます。こういった贅沢は出来る限りして行きたいですね。
ところで今新緑の季節ですね。あの新緑独特の匂いがあちこちにたちこめてます。
最近色々な木や花の写真を撮っているんですが、桜も終わり今は新緑ものを撮ってます。
葉っぱのつややかさとか新芽の若々しさがとてもいい感じですね。
冬に葉っぱが散ってしまった木の枝先とかに新しい葉っぱが着き始めていて、この季節にしかその風景は収める事が出来ません。
また道路脇とかの邪魔になる枝なんかを落とされた木でさえも新しい枝や葉っぱをつけ始めています。
人間の我がままで色々な自然を破壊していますが、こういった力強さを見ると自然の凄さを改めて感じてしまいます。
人間にも必ず残っているこの「自然治癒力」という神秘な力に感動すら覚えるのです。
いよいよ盛岡DJ BAR DAIツアーがあります。その報告は次回にしますが、その盛岡にも道路建設の邪魔になり、切り落とされようとした大きな木が、その魔力と生きようとする力で人間の我がままを跳ね除けた、そんな話がある木があるんですが、その木はホントに魔力を感じるとても神秘的な木です。
その木からは大きな尊厳と木が持つ自信と神秘な、ある意味怖いぐらいの力を感じてしまいます。
今回はその木を是非写真に収めてきたいと思います。
その力を怖いと感じるか強いと感じるか。その感じ方は観る人の精神状態にきっと依存するのでしょう。
三宿の奥のほうにもうすぐ建築が始まる団地があるんですが、以前の団地を壊して今正に新しいものが建設されようとしています。
その場所に残された木達がとても不安げに、また淋しそうに残っているのがとても印象的でした。
写真をとるととても悲しそうに映っていたのがとても心打たれました。
奇跡的に生命というものが発生したこの地球という星は人間が支配しているのでしょうか？
たまたま持った知能というものを有効的に活用している部分もあれば、自然の摂理に反したことも多くやっています。
人間以外の生物達の命、そして行く末までも今は我々が握っています。
今は音楽を作る事しか出来ない自分にとってもこの先の、そう我々の子孫達の世の中がとても不安になってきます。
我々は何処から来て何処へ向かうのか？『Quo Vadis』

CALM (2004.5.1)

::::: This week Recommend

●Let's Make Peace and Stop the War / Build An Ark - Funk Inc (Kindred Spirits - Fantasy) ●Peace / CALM - Ensemble Al-Salaam (Lastrum - Strata East)	●スタン・パディラ著、北山耕平訳 / 聖なる言の葉 (マーブルトロン)
	Selected by CALM (2004.5.1)