This Week Recommend

2004.12.2

いよいよリリース、そしてリリースツアーも始まりました。売れ行きとか、店頭での売れ行きとか、実際どれ位盛り上がっているのか？そんなことは直接伝わってくるところではないので判らない部分が多いです。
この際リリースできた事に感謝すべきでしょう。勿論売れてもらいたいのは山々ですが、頑張ってきたこれまでの成果とリリースできた事への喜びを実感できるのは今この瞬間でしょうね。まだ店頭で並んでいるところを見たわけではありませんが、（こちらが望んだ相手ではなくても）競争相手が沢山いる時期のリリースなのでかなりの苦戦は覚悟していますが、こういった音楽を欲している人に届くなら本望です。

先日渋谷FMでも少し話しましたが、簡単にリリースと言ってもそれはアーティスト一人が成し遂げたことではありません。勿論表舞台に立って華やかに見えるのはアーティスト本人であるし、音楽を作り上げる人が居なければ始まらないことですが、リリースに漕ぎ着けるまで、そしてそれが皆さんの手元に届くまでにはとても多くの人達の助けを借りなければなりません。
演奏者、エンジニアに始まり、レコード会社のスタッフ、イベントスタッフ、ジャケットのデザイナー、プレス工場、レコード屋の方々、雑誌、、、etc。そんな沢山の人々に支えられて我々は生きています。小さなレーベルになればなるほどそういった人たちの助けが必要になっているし、小さなレーベルになればなるほど音楽への情熱で仕事をこなしている人達が多いと思ってます。

アーティスト本人がこんなことを言うのは夢がなくなるかもしれませんが、自分の考えとしては、ルーティーンワークとして嫌々仕事してる人たちではなく、情熱をもって、そして誠意を持って仕事をしている自分の回りのスタッフ達、またそういった意識で仕事をしている人達全てがちゃんと飯を食える状況になるようにしたいと思ってます。それは自分の使命だと思ってます。少しづつですがこの「良質な音楽」を発信して受け取ってもらう輪を広げていきたいと思います。

まだ新作をリリースしたばかりですが、この先の活動とリリースに期待してもらいたいです。今回CDジャケットには敢えてサンクス欄はもうけなかったので、この場を借りてお世話になった人にありがとうを。
●本田君＆シスコ（サウンドスケープ）の方々。
あなた方の努力とアドバイスがなければこのアルバムはなかったことでしょう。これからもご迷惑をかけますがよろしくお願いします。
●山澤。
まだまだ色々やっていかなければいけませんが、君の存在と力は今必要です。もっともっと頑張っていきましょう。ありがとう。
●パ～マ。
慣れない作詞や色々なケア、レーベルの手伝いありがとう。これかもしっかり仕事しましょう。
●カミ。
いつもレコード運びとかイベントの盛り上げありがとう。君はまだ若さ溢れる存在なので、これからも我々に若い息吹を感じさせてください。これからを期待してます。
●藤田さん。
いつも無理なお願いを聞いていただいてありがとうございます。これから更に一皮も二皮も剥けたアートワークを一緒に作り上げていきましょう。ありがとうございます。
●得能君。
今回無理なミックスの注文を聞いてくれてありがとう。君もこれからの人なので一緒にレベルアップしていきましょう。
●ノリさんを始め素晴らしいDJの方々。
いつもプレイしてもらって大変感謝しています。貴方達の存在なくして今回のプロジェクトはありえません。
●さとるさんを始め良質なイベントを行っている人達。
いつも感謝してます。これからも我々に良質な音を届ける場所を提供し続けてください。ありがとうございます。
●ボス君を始め良質な音楽と誠意を持って制作をしている人達。
我々の良きライバルでもあり、良き理解者でもある貴方達がいるからこそ様々な刺激となって制作意欲が湧いてきます。ありがとう。
●Music Conceptionアーティストの皆。
新作いつも期待してます。君達が作り出す予想もつかない素晴らしい音源がいつも刺激になっています。君達がいるからこそレーベルを続けるモチベーションが持てています。ありがとう。
●そして何より我々の作品に耳を傾けてくれる人達。
貴方達があってこその我々です。これからもよろしくお願いします。

さてツアー1発目の盛岡。もういつも通り感動的なパーティーでした。詳しくはパ～マによるパーティーインベーダーコーナーを見てください。 DAIに集まる人達はどうしてこんなに音楽を愛しているのでしょうか？本当にパーティーを楽しもうというスタッフやお客さんに囲まれた、ツアー初日を飾るのに最高の場所でプレイできたことを感謝しています。シローさん、マリさん、スタッフの皆さん、そして来てくれたお客さんどうもありがとうございます。今回特に印象的だったのがDAIを束ねるマリさんの存在。彼女なくしてあのピースな雰囲気は作りえないのでは？全てを優しく受け止めて、決して内輪だけで楽しむのではなく、全ての人を満足させるあの手腕は他の箱やイベンターは見習うべきではないでしょうか？フラッと一人でいっても輪に入ることが出来るし、必ず満足できることでしょう。
これは文章でどう書いても表現できることではありません。一度足を運ぶことをオススメします。
もう東京一極集中の時代は終わりを迎えつつあると思います。札幌プレシャスホール、盛岡DJ BAR DAIはその象徴だと思います。
こういった場所やイベンターが各地で頑張ってくれることを期待してます。そのお手伝いであるならばこちらは努力と協力を惜しみません。従来のシステムは既に飽和状態、そして古くなっています。頭を柔らかくして皆で立ち上がりましょう！
最後にシローさんいつもありがとうございます。DAIでレギュラーパーティーやりましょうね！
今回は長々となりましたが発売とツアー始動時点で思ったことを書かせてもらいました。

CALM(2004.12.2)

◆ play list ---＊左上から→方向の順になってます。（赤枠：DJ Shiro）