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◆CALM 1 - 加無1
ボリュームをフルにしても「サーッ」というノイズが全く無い、ハイ エ ンドオーディオスタイルのミキサー。
こういったハイエンドの音でミックスできるものというのが無かった の で、オーディオデザインさんに無理を言って作ってもらいま した。 音的に言えば、低音から高音までのレンジが非常に広く、かつどこかの 帯域だけ出っ張るということもなく、限りなくフラットに近い音なの で、クラシックやジャズ、はたまた最近の打ち込みものまで幅広く対応。しかもへんな癖もないので、接続する他メーカーの機材の特性を十 二分に発揮する。 電気的などの詳しいことはオーディオデザイ ンのHPを覗 いてみてください。
http://www.audiodesign.co.jp/
◆CALM Home Listening Style
カートリッジ
Ortofon SPU Meister Silver GE
古き良き優しいサウンドと現代のハイファイ感が一体となったMC カートリッジ。 現在ありがちが「無理矢理作った嘘のハイ」や「不自然な低音」などは 一切無し。 レコードに刻まれた音というものを忠実に再現してくれます。 MCカートリッジに変えてから、要るレコードと要らないレコードがはっ きりしました。
トランス
Ortofon SPU-T100
このトランスを通すか通さないかによって、音の統一感が違ってきます。 フォノイコライザーだけでもいいのですが、音楽を全体として感じると いう部分では、トランスを通した方がいいと思います。でもこのへんは 好みだと思います。 ちなみにイベントBound for Everywhereでは使用しています。
フォノイコライザー
Ortofon EQA-777
MCカートリッジと特注ミキサーCALM1(加無1)をつなげる場合、最低でもフォノイコライザーは必要。 このフォノイコライザーを使っての感想は、とにかく素直な音、カートリッジの特性を優先してくれること、そしてノイズが少ないこと、というのを感じる。 今ホームリスニングにはMCカートリッジが不可欠なので、この EQA-777も必要不可欠な存在だ。
パワーアンプ
Acoustic Research Limited (かろうじてここに画像が。)
現在我が家にある唯一のパワーアンプ。癖の無い透明感溢れる、優しいサウンド。 中古でも以外に見ないです。ハイファイ堂にて購入。 パワーアンプは機会と縁があれば他のものも試してみたいです。
スピーカー
B&W Nautilus805 (現行品はこちら。)
2個のスピーカーにもかかわらず、スイートスポットに耳を置くと、凄い奥行きと立体感を感じることができる。あら不思議。 このスピーカーに変えてから、他のスピーカーではちょっともの足りません。 高音から低音まで均等に表現する力もあるし、曲作りの最終モニター チェックにも最適。 もし部屋が広くて、お金もあったら、もう少し大きい型、欲を言えば 800Dとかが欲しいな。 老後の楽しみかもね。それまでにお金貯めないと!
電源ケーブル
AET HIN AC Rev B
AETのウェブにモニターした感想も書いたのですが、今まで使っていた 電源ケーブルとは雲泥の差。 今までのケーブルがおもちゃのようです。 音の密度が濃く、特に中域がふくよかにでます。といってももっこりす るんじゃなくて、今までドンシャリで聞いていた音楽が全体的なレンジ の広さで聞けるようになりました。(使用機材との相性で少しパワー出 過ぎる可能性あり) 電源ケーブルで音が変わるってのは不思議ですよね。オレも2年ぐらい 前まではそう思ってましたから。
音楽制作ソフト
Logic Pro
これって独りで音楽制作を始めた10年ちょっと前から使っている音楽 制作ソフト。 今ではスタジオに入らなくても、またシンセを沢山抱えなくても、最終 的なCDまで作れちゃいます。 始めた当時はシーケンスのみで、外部シンセやらミキサーやらエフェク ターやらで部屋中大変なことになってましたね。 それが今ではオールインワン。音や使い勝手もいいです。 ただ自分の性格からか、このソフトの機能のほとんどを使いこなせてな い気がします。 誰かレクチャーしてください。 最近Logic仲間が増えましたね。
オーディオインターフェース
Apogee Ensemble
ずっとMOTU828を使ってたんですが、JSSのギャラで買っちゃいました。 MOTU828も凄く良い音なんですけど、828は特に中域を綺麗に再現 してくれます。 そしてローノイズなのも嬉しい。 おかげで無理なEQやコンプをかけなくてすみました。 この辺りの値段のクラスではトップの音質だと思います。 インターフェースの音がいいと、音作りの仕上がり、CDやレコードにしたときに満足いくものになるでしょう。 既に正規盤になっている音源もありますが、このインターフェースを 使った本格的な音は10月のアルバムで聞けます。 (といっても皆さんがわかる訳じゃないですよね。自己満足です。とに かく鳴りがいい、ぐっと来る音作りをやります!)
制作用モニタースピーカー
Samson RUBICON R5a
Blue Planet~Silver Moon制作終了後に購入したのですが、もし制作前 に購入していたら一体どんな音になっていたか?って思ってしまうほど 自分にピッタリの制作用パワードモニタースピーカー。普段リスニング に使っているB&Wノーチラスも元々はイギリスBBCのスタジ オモニタースピーカーに採用されたことから広まったスピーカーだけ に、うちぐらいの大きさならこのモニタースピカーサイズで丁度良い し、この大きさを奇麗に鳴らすことが一番難しいとオーディオマニアは 言ってます。(大きいサイズのスピーカーはある程度は簡単に良い音出 せますからね)さて音はというと、ブログでも書いたのですが、最大の 特徴はリボントゥイーターを採用しているという点。リボントゥイー ターの特徴というべき出っ張りがないフラットで自然な、耳が痛くなる 事がない高音と、フラットで自然な中音と低音。Genelec使用時 に感じていた長時間使用時の耳の疲れすら解消してます。何よりも Genelec以上に他のスピーカーで聴いたときの印象が同じという部分が 素晴らしいです。特にうちのB&Wとの相性/聴き比べの同じ具合 は最高です。これで売値は5万ぐらい。おすすめですよ。あえて難点を 言うならばこのサイズだとキャノン(バランス)入力が付いてないこ と。もう一つ上のサイズだと付いてるんですが。しかしフォンと RCAの一般的な入力がついているので、普通の環境であれば申し分ない と思います。
コンピューター
Mac Pro 2×2.66GHz Dual-Core Intel Xeon メモリ4GB
Blue Planet~Silver Moon制作時から新しく導入されました。ソフトの 進化に比べてハードは遅いって以前書きましたが、こちらはまだまだ使 えそうです。
このマックでアルバムをあと2枚は作りたいですね。
電気周り
CSE Isolation Regulator Model E-800
電気製品というのはその名の通り電気をエネルギーとして動いている。 なのでエネルギー源である電気の状態というのは、その電気製品のポテ ンシャルをちゃんと引き出しているかどうかという部分で非常に大切 だ。ちゃんとしたスタジオ以外、一般家庭や雑居ビルなどは汚れた電気 が入ってきている。その汚れた電気で電気製品を動かすと最高のポテン シャルを引き出すことができない。特に音となると、ノイズの問題や音 のエネルギーにも問題が発生してくる。人間に例えると、化学調味料や 色んな科学製品が入った食べ物を食べると身体の調子が悪くなる。きち んとした食べ物を食べてこそ人間本来の生活ができる、まぁそんなとこ だろう。この機器はその汚れた電気(正確に言うと汚れてしまった電気 の波形)を奇麗にしてくれる機械。コンピューターやプリアンプ、ター ンテーブルその他機器にその奇麗になった電気を送ると、今まであった 音像がもの凄く広く大きく聴こえてくるようになる。ノイズがなくなっ たこととその音に十分なエネルギーが加わったことによるのかもしれな い。そしてそうすることによって各機材の個性というものが見えてく る。ケーブルや機材のことなどオカルト的な部分も多く存在するけれど も、まずはその個性がはっきりと分かるような環境で聴いて始めてわか ることがあると思う。と言っても自分もまだまだ勉強中ですが。という ことでこの機器は自宅でもパーティーでも大活躍してます。特にこの重 い(20キロオーバー)のを頑張って運んでやってる B4Eなどでは大活躍してます。例えば楽器や機材なら、それら機器が持 つ個性を損なわないように、そしてレコードや音楽なら、アーティスト が伝えようとするオリジナルの音をそのまま伝える、その原動力となる 電気をよりオリジナルのクリーンな電気に。現時点では本当に御世話に なってます。ただし、電気に関する事は色んな方法があってこれがベス トということではありません。全ては組み合わせと好みであって、その 人の正解はその人が持っていると思うので、これも日々研究と努力と相 談だと思います。
 
 
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